書塾の特徴 塾では、書を楽しみ、自由な自分流の書表現ができることを理想としています。そのために、術(筆使いの巧み)、理(書することばの理解)、創(表現の芸術性)を高めることを塾の習いとしています。水明書道会とも連携していますので、書の学びをさらに自ら拡げていくことができます。まず、門を叩いてみてください。
ごあいさつ
〈書きびと〉 高井秀山
白い書道紙に向かうと、雑念が暫く落ち着き、筆で書する時間は「無」の境地となります。ほんの少しの間ではありますが、書する時間と空間は大切なものだと思うようになってきました。
文字を書くということ、今の時代、特別なことではないかもしれません。しかし、私はそこにひとつの思いをこめます。 墨を摺り、紙に筆をおろす。「書とはなんやら」。書の道を逍遥する「書きびと」であります。